日本同盟基督教団横須賀中央教会は、「聖書信仰」に立つプロテスタント教会である。横須賀の高台に毎週100人程が集まる。ここは1948年に米国宣教師の自宅トレーラーハウスを集会所として伝道を開始し、その後幾度かの会堂建設を重ねこの地で親しまれてきた。 新しい教会は大屋根の下に集う幕屋の民をイメージしている。限られた敷地を有効に生かして全体の構成は下部に信徒館2層、上に主礼拝堂を立体的に配している。礼拝堂へ上る階段は明るい交わりの場所としてしつらえ、礼拝堂は高窓のスリットにより大空と一体感を感じさせている。 |