村上晶子アトリエ
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青少年の健やかな育成を大切にしているサレジオ会ではスポーツと音楽の実践に力を入れている。体育館は、一般的な要望以上に期待され、意味の大きい空間である。ここではバスケットコート一面のアリーナと、柔道など多目的使用の上段の間を加えたプランをもつ。天井高さを必要とする体育館の場合、切り妻屋根は、異常なボリュームとなので、園舎群の形態的同一化、低い天井の連続性をマンサード屋根によって保つように考えた。内部は鉄骨梁をV型平面にしてバシリカ的空間の連想によってサレジオの体育館らしさを求め、色の効果で楽しい空間の表現をはかった。更衣室などは、地形を生かして、庭に埋め込み、外部からのイメージは庭の線に屋根が浮いているしつらえである。
発注者
社会福祉法人 東京サレジオ学園
敷 地
東京都小平市
設 計
坂倉建築研究所東京事務所
担当 村上晶子

構 造
構造計画研究所
設 備
愛住設計
施 工
日本国土開発
敷地面積
66430 m2
建築面積
1330 m2
延床面積
1330 m2
構 造
鉄骨造 平屋
掲載誌
新建築 1990年8月号
建築設計資料41体育館

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