群馬県川場村の山ふところに包まれて大きな桑の木を中心に、親しい仲間の集える複数の山荘の最初の2棟の計画である。
各山荘のアウトドアリビングであるデッキのレベルを変化させることで共通の広い場所を持ちつつ各々の独立性を守った。群造形の美しさを大切にして大きな屋根による垂直感とデッキによる水平の広がりの伸びやかさを目指している。
コーナーのスリットの高窓は、昼間は暖炉のある吹抜けへ向かい廻り込むように柔らかい光を降らせ、夜には行燈のような光を放つ。
発注者
個人住宅(山荘)
敷 地
群馬県沼田市
設 計
坂倉建築研究所東京事務所
担当 村上晶子・米田知子
構 造
小川勝利
施 工
大渕建設
敷地面積
2400 m
2
建築面積
山荘A 50 m
2
/山荘B 80 m
2
延床面積
山荘A 126 m
2
/山荘B 91 m
2
構 造
木造 2階+屋根裏階
掲載誌
新建築 住宅特集1991年4月号
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