浦和ルーテル教会は、マルティン・ルターによりドイツに始まる、プロテスタントの一つであり日本ルーテル教団に属す。住宅地の中にあり毎週30名ほどが礼拝に集まる木造の小さな教会である。不整形な敷地の形状を活かしてL字型の配置をさせ、礼拝堂の頂部に向かって大屋根が絞られていく形状である。頂部高窓からの光は天上に向かってほのかに明るくなるように間接光として設えている。内部空間は無垢のサワラの木で構成した自然な空間を創出している。
木造(SE構法) 平屋建