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阪神淡路大震災から10年、被災した3つの教会が新たにカトリック神戸中央教会として再建された。震災直後からある社会活動神戸センターを支えつつ安らぎに導かれる聖堂空間を創ることが課題であった。外観は白煉瓦の質感のある清楚で優しい表情で人々を迎え、自然発色の緑青銅板葺きの動きのある大屋根が全体を囲む。聖堂内部に入ると白煉瓦の壁に間接の色ガラスの光のみを写し空間に静けさを与える。朝の光を受ける東側は青を基調、夕方の光を受ける西側には赤を基調というように、次第に空間の色調が変化する。ひとたび典礼の中で祭壇前に進み振り返る時、16枚のステンドグラスの窓が祭壇に向かうことで全てのダイナミックな光を受容できる。 |
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発注者
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カトリック大阪大司教区
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敷地面積
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3800 m²
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敷 地
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兵庫県神戸市
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建築面積
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1600 m²
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設 計
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村上晶子アトリエ
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延床面積
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2000 m²
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構 造
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ORS事務所
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構 造
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鉄骨造 地上2階
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設 備
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テーテンス事務所
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掲載誌
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新建築 2005年1月号
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聖堂家具
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方圓館
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日経アーキテクチャア2005年1ー24
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鍛 造
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アトリエアーム
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建築ジャーナル 2005年7月号
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ステンドグラス
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イワサキ・アトリエ
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建設ジャーナル 2007年8月号
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施 工
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竹中工務店神戸支店
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ディテール 182 2009年秋季号
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受 賞
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神戸市建築文化賞
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第20回神戸景観・ポイント賞
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2006年度日本建築家協会優秀建築選 200作品
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2006年度日本建築大賞候補 20作品
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